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24時間熱交換型換気システム【澄家】と空調システム【MAHBEX涼暖】

家づくりノウハウ
公開日:2023.02.17
最終更新日:2024.01.24
R+house函館の家づくり写真
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家づくりノウハウ
公開日:2023.02.17
最終更新日:2024.01.24

24時間熱交換型換気システム【澄家】と空調システム【MAHBEX涼暖】

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24時間熱交換型換気システム【澄家】と空調システム【MAHBEX涼暖】
R+house函館のお役立ち記事「24時間熱交換型換気システム【澄家】と空調システム【MAHBEX涼暖】」の詳細ページです。R+house函館は函館市・北斗市・七飯町の注文住宅を手がける工務店の注文住宅を手がけております。住まいづくりのご検討をしていましたら、お気軽にお問い合わせください。

目 次

全館空調(MAHBEX涼暖)って、実際はどうなの?

ところで、最近話題の全館空調って、実際はどうなのでしょうか?年中快適に暮らせそうだけど光熱費がかかりそう、そんなイメージもありますよね。そこで、あらためて、全館空調について、導入前の方にご紹介します。たしかに、エアコンは便利だけど一長一短だし、全館空調は電気代がかかりそう、というのが皆さんの気になるところ。では実際のところは、どうなのでしょうか?先ほど全館空調は電気代が高い?というイメージをお持ちの方が全体の4割にものぼるという調査結果をご紹介しました。確かに数年前はそのようなイメージが主流でしたが、近年、各メーカーが積極的に開発を進めてきた結果、費用面や性能も向上し、最近では比較的リーズナブルに導入できるようになりました。また、様々な方式が開発されて選択肢も広がったことで、より導入される方が増えているのが実際です。全館空調のメリットについて改めて整理しておきましょう。

全館空調のメリット

【快適性】

室内の寒暖差が少なく夏も冬も快適全館空調の最大のメリットは、住宅全体を寒暖差の少ない室内温度に維持し、クリーンな空気を供給し続けることで快適な住空間づくりができることです。

メリット① 室内温度を快適な温度に維持する

室内の寒暖差は、ヒートショック、熱中症など健康面に重要な影響を及ぼします。そのため、できるだけ寒暖差のない室内環境をつくることが健康で快適な暮らしを実現するための重要な条件となります。ヒートショックとは、冬場の入浴時などに温度差が10度以上ある場所に移動すると、血流が急激に変化し、心筋梗塞・脳梗塞・不整脈などを起こして事故につながるリスクが高くなる現象のこと。特に真冬は廊下、トイレ、脱衣所、浴室などは、室内でも気温差が生じやすく、入浴時、深夜のトイレなどで急激な気温差により、体調変化が急変するリスクが高まるなど、健康面に重大な影響を及ぼす可能がありました。地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの調査では、ヒートショック等による入浴中の死亡事故は全国で年間約1万千人にものぼると推計しています。日本は世界でもヒートショックの発生件数が世界一多く、その原因は日本の住環境や生活習慣が影響していると指摘されています。日本の住宅は、冬は廊下や脱衣所が寒く、寒さで血管が縮むと血圧が上昇します。浴室が寒いとさらに血圧が上昇してしまいます。そのような状態で熱いお湯につかると血管が急激に拡張し血圧が低下した結果、心筋梗塞などが生じてしまいかねません。特に真冬の12月~2月は事故が多発しますので、健康で快適に暮らせる家づくりには十分な対策が必要です。

メリット② 室内の空気をクリーンに保つ

全館空調(澄家×MAHBEX涼暖)は、高性能フィルターで換気を常時しているため、室内の空気をクリーンに保つことができます。24時間換気が住宅の標準仕様となって以降、換気口のフィルター(Σ50フィルター)により、花粉、埃、塵、カビ/99.8%さらにはPM2.5/98%といった超微粒子もキャッチすることができるようになり、室内の空気を常時クリーンな状態で維持することができるようになりました。なお、全館空調はダクト等を通じて室内の空気を循環させますが、常に空気の流れを生じさせていますので、カビや水滴がつきにくく、ダクト内のカビが発生しにくい環境になりますので、エアコンのような嫌な臭いが発生しにくいというメリットもあります。マイホームで過ごす時間が長くなったアフターコロナの時代の住まいづくりは、全館空調がこれからの重要な選択肢といえるでしょう。

メリット③ デザイン性の高さ

MAHBEX涼暖では足元の吹き出し口からの通風で空気を循環させる構造になっています。各部屋にエアコンの凸凹した突起物がなくなりますので、室内の壁がすっきりします。また、デザイン性が高い上質な素材で構成された空間に、家電のような生活感を持ち込まずにすみますので、スタイリッシュな家づくりが可能になります。特に珪藻土や漆喰の壁など自然素材の質感を生かした安らぎのある空間づくりがしやすくなります。室外機も部屋ごとに設置しなくてよいので、住宅の外観もシンプルに仕上げることができます。

メリット④ 間取りの自由度を高める

エアコンは部屋ごとに設置するのが基本です。エアコンは冷暖房効率を高めるために間仕切りをするなど、ある程度、間取りが制限されることになります。また、部屋のどの位置、壁のどこにエアコンを設置するかは、機能性とデザイン性を兼ね備えた質の高い空間づくりをする上で熟慮が必要で、室外機の場所との兼ね合いもあり悩ましいケースも多々あります。しかし、MAHBEX涼暖にすれば、エアコンの台数や設置場所に捉われた間取りにする必要はありません。大きな吹き抜けや、開放感のあるLDKを実現しやすいのもメリットです。特に、吹き抜けリビング、リビング階段を取り入れる場合など、広い空間全体の室温を効率的かつ一定にコントロールできる全館空調は有効です。

メリット⑤ 家全体の空調を1~2か所でコントロールできるスマートな管理システム

全館空調は、住宅全体を1~2台の空調システムでコントロールできます(住宅のサイズや構造により1~2台設置としています)。空調、太陽光発電、防犯・インターフォンなどのコントロールパネルが一か所の壁に集約されていると機能的ですね。各部屋のエアコンの温度設定や風向などを個別に調整する必要がありません。全館空調は、基本的に24時間できるだけエネルギー効率が良い条件で安定的に稼働させることで、厳寒の冬の朝の起床時にも、真夏の酷暑の帰宅時も、自動で最適な条件に調整や管理をしてくれていますので、一年中快適に、夏は涼しく、冬は暖かく暮らすことができます。

メリット⑥ 気象や外気の変化に左右されにくいので家事の自由度が高まる

また、全館空調(MAHBEX涼暖)は、一般住宅よりも、昨今の極端な気象変化や、花粉、PM2.5などの大気中の微粒子など、気象や外気の変化に影響を受けにくい生活環境がつくれますので、屋外に洗濯物が干せない梅雨時、花粉が多い季節でもランドリールームで洗濯がしやすくなった、というご意見も多く伺います。特に共働きの方、外出が多い方、夜間に洗濯をされる方などの家事の負担や時間の制約も軽減できるメリットもあるのです。

全館空調のデメリット

全館空調のデメリットについても確認しておきましょう。

導入費用とランニングコストに費用がかかる!!

全館空調の導入には、以前よりはリーズナブルになってきましたが、設置には相応の設備費用がかかります。実際の初期費用とランニングコストはどれくらいなのかみてみましょう。

初期費用

例えば、R+house函館仕様、30坪~35坪の3LDKの2階建て住宅に(MAHBEX涼暖システム)を導入する場合、設置費用は約150~180万円ほどが目安ですが、他にデメリットとして全部屋に、ガラリ(通気口)を設けなければならないので、プライベート空間(音漏れ)へのデメリットが発生する事を考慮して一階部のみの全館空調をおすすめしています。(二階部にメインエアコンは1台付きます)おすすめプランだと設置費用は約130万円~150万円と落とせます。二つの(コスト面とプライベート面)デメリットを軽減する対策をしております。仮に第三種換気システムでエアコン2台で空調設備導入するとなると約90万円程度はみておく必要がありますので、ここ数年で全館空調が現実的な選択肢になってきていることがおかわりいただけると思います。なお、費用は家の大きさ、部屋数などによって変動しますのでご参考まで。

ランニングコスト

メーカーの開発が進み、設備そのものの性能、コストパフォーマンスが格段に向上しました。ランニングコストも35坪の住宅で24時間365日稼働しても、一般住宅の電気代でいうと4割下がったケースもあるようです。なお、一般住宅で全館空調を導入した場合と、高気密・高断熱住宅で全館空調を導入した場合では、必然的に、熱効率に優れる高気密・高断熱住宅のほうが電気代は抑えやすくなり、R+houseのパッシブデザインによる自然エネルギーを取り入れることによってよりランニングコストを軽減できます。総合的に判断して導入を検討するとよいでしょう。

定期点検が重要

全館空調は、本体が故障した場合、空調設備が使えなくなってしまいます。そのため、定期的なメンテナンスをしっかり行うための点検が必要ありますが!【澄家×MAHBEX涼暖】はメンテナンスを簡単にしています。屋内給排気は足元にある為掃除メンテナンスがらくらくカバーを外して掃除機でささっと!床下の約8年から10年に一度のメインフィルターとモーターの交換もとても簡単!業者への依頼がいらないので物代だけでコスト面も安心!屋外も同様!一番汚れる除去フィルターが外にあるので安心らくらくバケツに洗剤荒いして乾燥させるだけ!
手間はかかるけど楽なのが大事!

その他のデメリット

部屋ごとの温度調整が難しい。住宅全体の気温を、夏は暑くなく、冬は寒くなく、できるだけ一定の範囲に収まるように温熱環境を管理できるのが全館空調の特長です。体感温度には個人差がありますので、暑がり・寒がりの家族がいる場合には、その方がちょうどいい環境になるように、設定温度、補助器具、衣服などで補助的な対策で対応調節ができる方法を検討しましょう。なお、季節によっては、全館空調を使わずに、外気を取り入れて暮らしたいという場合もあります。その場合、たとえば季節の変わり目には1か月程度、全館空調をオフにするという方もいらっしゃいます。全館空調を起動して、設定温度に達するまでにはある程度の消費電力がかかりますので、頻度が多いと電気代がかさむ場合がありますので注意してください。

空気が乾燥しやすい

冬場の場合は、高気密住宅の場合は全般的に室内の空気が乾燥しやすくなります。室内の壁や床などの素材が、調湿効果が期待できないビニールクロスなどの場合、より乾燥度合いが高くなります。そこで、高気密・高断熱住宅で全館空調を導入する際は、壁には珪藻土や漆喰、(R+house函館標準仕様では調湿効果のあるクロスを使用)床や天井などに無垢材などの調湿効果の期待できる素材を用いることで、乾燥しやすい状態を緩和することができます。なお、乾燥対策として、加湿器を設置する、部屋干しをする、観葉植物を置くなどの工夫をされている方も多いようです。全館空調(MAHBEX涼暖)は、温熱環境を最適にするためのシステムです。その機能を最大限に引き出すには、高気密・高断熱な住宅性能であることが求められます。一般住宅や、高気密・高断熱といっても気密性の低い、たとえばC値で1以上の住宅の場合は、気密性が高いとは言えませんので電気代が膨らみやすくなります。また、高気密・高断熱住宅の乾燥しやすさは、調湿効果の期待できるクロス、珪藻土、漆喰、床や天井に無垢材などをふんだんに用いることでカバーしやすくなります。室内干しなどができるランドリールームなどとの組み合わせを検討すれば、より効果的に全館空調の特長を利用した家づくりができます。このように全館空調のメリットを活かし、デメリットを補いながら、より快適な家づくりを実現するには、気密性・断熱性の高さ、調湿効果の高い自然素材を用いるなどの総合的な家づくりの視点が重要と言えます。上質なデザイン、機能美と素材美を兼ね備えた、快適で健康的な暮らしができる理想の住まいは、エアコンに依存しない全館空調の家づくりとの相性もよい組み合わせです。全館空調は、広々としたリビング、十分な部屋数の確保、防音性、快適な居住性などを考慮したアフターコロナの家づくりの重要な選択肢になるでしょう。

全館空調は、こんな方におススメ!

これまで全館空調のメリット・デメリットをご説明しました。また、その良さを引き出し、デメリットを補いながら効果的に活用する方法も検討しました。以上のような点を踏まえて、これまでお住いの住宅で、以下のような不満や違和感がある場合は、全館空調は導入コスト以上のメリットがあるのではないでしょうか。これまでの家は部屋ごとに寒暖差が激しく、底冷えがあった。湿気がこもったり、空気がよどんだ感じがあり、カビやダニの発生が気になっていた。吹き抜けのリビングやリビング階段などの開放的な間取りを考えている。高齢のご家族、小さなお子さんがいる。二世帯住宅を検討しているご家族。介護や療養など寒暖差で体調に支障をきたしやすいご家族がいる。ペットを室内で飼っている方。冬の朝に寒くて起きられない、夏の夜は寝苦しくて睡眠が浅くなる方、など。以上のいずれかに該当する方は、全館空調の家づくりで住環境の改善につながるかもしれません。
>>いつでも快適に過ごせる高気密住宅の秘密は換気と気密にあった?R+house函館の高性能住宅についてはこちら!
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